フードを食べづらそう

猫ちゃん、こんなことで困っていませんか?

フードを食べづらそう

フードを食べづらそうにしている

歳をとって食が細くなる、食べるのがたどたどしくなるのはよくある老化のサイン。
神経に刺激を与えることも考えましょう。

ごはんの用意をしたら飛んできて食べていた猫ちゃんがすっかり食が細くなってしまった、ということもありますね。また、食べてはいるのだけどぽろぽろと食べこぼしたり、食べにくそうにしているということも。これも老化のサインの1つだと言われています。

猫だって歳をとると代謝が下がって、そうすると当然、食欲もなくなっていきます。これはとても自然なことなので、食べるのが少なくなった、遅くなったというだけであまりあわてることはないのかもしれません。

でも、あまり食べないでいると体力が落ちてしまって、よけいに老化が進む原因になるので、注意が必要です。また食べない場合には病気の心配もあるので、まずはよく観察してください。多尿の症状があったり、水ばかり飲んでいる多飲の状態となっていたら、糖尿や腎臓病など内臓関係の病気の心配もあります。

食べないのではなく、食べるのが下手になった、という場合は老化の可能性が高いでしょう。本人は食べようと思っているし、昔の通り、口を動かして食べているのですが、うまく動かせなくなっているのかもしれません。

脳から出る命令は神経を通じて全身に送られ、歩く、食べるといった動作を実現しますが、老化によりこの伝達がうまくいかなくなってくると、食べるのが遅くなったり、食べ方がたどたどしくなって食べこぼしてしまうなどの状態が見られます。

そうした場合には、神経に適切な刺激を与えて、うまく全身に命令が伝わるようにするだけで、状態が改善することも少なくありません。